HOME >

# # # #

『地図よりもコンパスの時代』

2013.04.18

compass.jpeg

先週、MITメディアラボの所長である伊藤穣一氏の講演会に行く機会がありました。
伊藤穣一氏については、NHK Eテレ 「スーパープレゼンテーション」のナビゲーターとしてご存知の方も多いかもしれません。
MITメディアラボは、「Inventing a better future」をテーマに、テクノロジー、マルチメディア、デザインの統合に関する研究を様々な角度から実践しており、世界のトップ頭脳が学ぶマサチューセッツ工科大学(MIT)の中でも注目を集めている研究所です。

そのMITメディアラボでの取り組みを交え 、Before Internet (BI)とAfter Internet (AI)で教育がどう変わったかをテーマにした講演でした。

伊藤氏が挙げていた、AI時代の9つの考え方を紹介します。

・Resilience over Strength (強さよりも立ち直る力)
・Pull over Push (押す力よりも引き寄せる力)
・Risk over Safety (安全・無難よりもリスクを取る)
・Systems over Objects(単体よりもシステム)
・Compasses over Maps (地図よりもコンパス)
・Practice over Theory (理論よりも実践)
・Disobedience over Compliance (服従・順守よりも不服従・反抗)
・Emergence over Authority (権威よりも現場)
・Learning over Education (教育よりも学び)

AI以降、常に変化し続け、より複雑化している「正解がない世界」に突入。
そのため、従来の教育のように正解を教える「先生から学ぶ」形では限界が来ている。
個々人の興味・関心を軸に自ら学ぶ、そして興味・関心のある仲間同士というネットワークの中で互いに教え合うことで高め合う。
そんな動き方が出来る人が価値を高め続けられる人材。

こうした変化し続ける世界では、「(案内図としての)地図」は役に立たなくなってしまう。
それゆえに、地図がないと動けない人よりも、コンパスを手に自ら動ける人が価値を出せる。
トーマス・フリードマンが提唱した、ネット普及後の「フラット化した世界」、個々人のグローバル化の時代である、「グローバリゼーション3.0」を生き抜く力と大きく重なる考え方だと感じました。

個のグローバル化、パーソナル・グローバリゼーションへの興味・関心を軸に情熱と好奇心をもった人たちが共に刺激し合い、進むべき道を自ら見つけられるよう高めあう

この「パーソナル・グローバリゼーション」もそんな場にしていきたいと思いました。
# # # # # # # #
?