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企業に求められる人材像が変わりつつあります 自立したプロフェッショナル“無敵の民”を目指そう!


世界と働その理想型は“無敵の民”にあります

  1. 世界の変化
  2. 世界に求められる人材
    1. 2-1 ライバルとなる世界の人材像
    2. 2-2 日本人エリートの凋落
    3. 2-3 進まない人材育成と“無敵の民”
  3. グローバル人材の能力
  4. 簡単アセスメントツール
  5. PGセミナーについて
  

グローバル化への危機感を抱きつつも、日本企業のほとんどがまだまだグローバル人材の育成に取り組みはじめたばかり。しかし、世界のスピードはそれ以上です。果たして個人の力でグローバル対応は可能なのでしょうか。目指すべき人材像とはいったいどんなものなのか。そのヒントとなるのが「無敵の民」という考え方です。

2-3. 進まない人材育成と「無敵の民」

これから日本であろうと、外国であろうと、生き生きと仕事をし、社会的に認められる人材になるためには、一人ひとりの「グローバル化」、すなわち「パーソナル・グローバリゼーション(個のグローバル化)」が必要になります。

しかし残念ながら、現在の日本において、無意識に自らの「パーソナル・グローバリゼーション」を図ることはたいへん難しいといえるでしょう。日本人ばかりの職場、日本人ばかりの取引先、たとえ外国人との協業が必要になったとしても、日本式が押し通されてしまう。そうした環境下でグローバルを意識した仕事の経験が得られるはずはありません。そもそも日本式が押し通せるのは、まだまだ日本に利があるからであり、その余力がもう残されていないことに気づいていないのです。

一部のトップ企業の中には、そうした問題にいち早く取り組んでいるところもありますが、「これまでのような考え方、方法で仕事をすることが、企業の国際競争力を低下させ、日本全体の停滞へとつながっているとすら気づいていない企業がほとんどです。そう、「グローバル化」の重要性を言葉にはしても、本格的な実感が伴わないうちに、そうしたスキルを身につけさせようという企業はまだまだ少数派なのです。

政治についても同じことがいえるでしょう。外国人労働者就労の問題も、国を挙げてのグローバル化推進についても、そして、子どもたちへのグローバル教育も、あらゆる物事が後手にまわっており、十分な対応ができているとは思えません。

そうした環境下で、「なんとなく」の不安を抱え、どうしたらいいのか途方に暮れている人々は決して少なくはないのです。国も企業も出遅れる中で、日本人としてどのように「パーソナル・グローバリゼーション」を進めていくのか。その答えが、国や企業に頼らず、自らをトレーニングする「セルフ・パーソナル・グローバリゼーション」です。

パーソナル・グローバリゼーションが目指す先には、「無敵の民」と呼ばれる目標像があります。「無敵の民」とは、「国や会社に依存しない自立したプロフェッショナル」のこと。米国人ジャーナリストのトーマス・フリードマン氏は、自らの著書『フラット化する世界』の中で、次のように「無敵の民」を定義しています。

フラットな世界で個人として栄えるには、自分を「無敵の民」にする方策を見つけなければならない。(中略)無敵の民とは、「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」を意味する。

(『フラット化する世界』より引用)

さらにフリードマン氏は、「無敵の民」を3つに大別しています。

(1)「かけがえのない、もしくは特化した」人々

マイケル・ジョーダンやマドンナ、一流のがん研究者など、それぞれの分野で超一流の人々。自分たちの商品やサービスを販売できるグローバル市場を持ち、グローバルな報酬を得ることができる。

(2)「地元に密着」して「錨を下ろしている」人々

特定の場所で仕事をしていたり、特殊な地場の知識があったり、顧客との個人的な結び付きや相互交流があったりする人々。労働の知識や技術の程度に関係なく、地元の需要と供給によって決まる。

(3)さまざまなミドルクラスの仕事をしていた人々

組み立てラインの労働、データ入力、セキュリティ分析など、以前は代替不可能、外国とのやりとりも不可能と考えられていた仕事に従事する人々。いまでは代替も外国とのやりとりも可能になったため、最もグローバル化が必要とされる。

日本では多くの人々が(3)のミドルクラスに属しています。そのため、企業内や国内だけで考えていては、行き詰まるのも時間の問題でしょう。フリードマン氏は、この問題を乗り越え、「新ミドルクラス」となるために、次の8つの方向性を示しています。

  • 偉大な共同作業者・まとめ役
  • 偉大な合成役(シンセサイザー)
  • 偉大な説明役
  • 偉大な梃子入れ役
  • 偉大な適応者(アダプター)
  • グリーン・ピープル
  • 熱心なパーソナライザー
  • 偉大なローカライザー

(『フラット化する世界』より引用)

さあ、あなたはどの道を選ぶのでしょうか。

3-1.「英語ができる=グローバル」ではない→


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